セイタカシギの子育て記録 抱卵&卵
盤洲干潟を訪れた後、前にも紹介した木更津市の田んぼにセイタカシギの様子を見に行ってきました。 2020.5.14
4.28に見に行った時はまだ巣作りもしていない様子でしたが、すでに巣は作り終え、抱卵をしていました。
枝を円錐台に積んだ巣が1枚の田んぼに確か6つありました。長い足を折り曲げて座り、抱卵しています。
こちらの巣は若干泥質で、高さも低いです。巣材がなかったのかも、、
こっちの巣はかなり近くから観察することができて、椅子に座ってじっくり観察させていただきました。こんなに警戒心弱かったっけ?
たまに目が合う(と言っても目が左右についているので見えていないかも…)。
すると、背中の茶色い♀が立ち上がって、、
黒い羽根の♂に抱卵担当が変わりました。つがいで抱卵を交代で行うようです。
他の巣でもそんな様子を見ることができました。
卵はどの巣にも4つ。その周りは柔らかそうな草で守られていました。それにしても、シロチドリと同じように、卵のカモフラージュがすごい!見つからないないような卵を産んだ個体が生き残ってきたんですね~。
抱卵をしていない時間も結構あって、どんだけ警戒心が弱いんだ、セイタカシギ。どうか他の生き物に食べられないでほしい。
無事に今年も数ペアが産卵してくれたので、セイタカシギの子育てを今後も見守っていきたいと思います。かわいい雛が産まれてくるのが楽しみ!