やっとルリビタキを見つけたよ
泉自然公園にルリビタキを探してきました。ルリビタキは因縁の相手、ここ泉自然公園では過去空振り三振、そして先日の昭和の森ではチラ見という悔しい結果に終わっています。果たして今回は...!? 2021.1.10
まず泉自然公園について少し紹介すると、森林と池がいい感じに混ざり合った起伏の多い公園です。樹木の種類も多く、景観も非常に良いです。遊んだことはないですが、園内には綱渡りをしたりロープでシューっと滑るアレ(笑)があります。夏鳥についてはよく知りませんが、冬鳥は見ごたえのある大好きな公園です。
探鳥を始めると早速ミソサザイを見つけました。
とても小さい鳥なので動画で(隣の人の声とシャッター音が入ってしまいましたが気にしないでください🙇)。やっぱりいいよね泉自然公園。ミソサザイがこんなに高確率で観られる場所は千葉県でここ以外に知りません。おかげでここを訪れるバードウォッチャーのほとんどがミソサザイ狙いだそうです。でも僕はルリビタキだ! ミソサザイはその後も園内で何羽も見聞きしました。
そして!!!!!
え?思っていたより登場が早かったって? ミソサザイを観察していたらふらっと近づいてきましたw。そんなわけで早くもこの日の目標達成です。♀と第一回冬羽の♂との識別は困難だが、囀っていたのでこの時見たのはおそらく♂の方。しばらく周りを飛び回って美しい鳴き声も聞かせてくれましたが暗い所だったので公園を回ることにしましょう。
光り輝く木に留まるカワセミ。この日は気温が低く、池がだいぶ凍っていたので、カワセミはうまく溶けているところめがけてダイブしていました。
凍った池の上を散歩するセグロセキレイ。
歩いていると藪からひょっこり。場所からしてさっきとは別の個体。おいおい、なんで今まであんなにルリビタキ見つからなかったんだよ~。なんだかんだでこの日はその後も十分すぎるぐらいルリビタキが出てきてくれました。どうやら地元のカメラマンはもうルリビタキには飽きているそうです。こっちは大興奮ですがww。
頭上の明るい方に移動しました。
やや下からの角度ですが、しばらく留まってくれて大満足です。
アップで動画を撮ることもできました。
動画から写真を切り出してみました。日本の野鳥では常に上位に食い込む可愛さです。
こんな風に”スポットライト‟を浴び続ける鳥ですね。
泉自然公園では冬季、必ず池にオシドリがいます。どんぐりの木が湖面に張り出した、オシドリからしたら天国みたいな環境です。いつも木の陰に隠れているので、素通りしてしまう人が多いです。
やっぱり土が似合うツグミ。
警戒心が強くてキセキレイはお尻しか見せてくれません💦。
ルリビタキは何度も現れて、こんな瞬間も撮れましたが暗すぎた。。
今回観たルリビタキはすべて♀か第一回冬羽♂でした。まずイメージするような瑠璃色のルリビタキは3年以上生きている♂だけです。つまりルックスからもその貴重さからも”幸せの青い鳥‟ということなんですね。もう今シーズンはルリビタキを観ることはないでしょうから、来年はどうか瑠璃色のルリビタキを観たい!!