雨降りの大賀ハス
千葉公園に古代の花・大賀ハスを見に行ってきました。当日はあいにくの雨でハスの花の上で光る水滴も美しいものでした。 2021.6.20
大賀ハスとは...
「大賀ハス」というもの、全国的にはそう知られてないと思うので、まずはこのハスが秘める長い時間を解説します。
1951年、千葉検見川東京大学グラウンド地下から3つのハスの実が見つかりました。大賀一郎によってこの実が約2000年前(縄文時代)のものだと鑑定されたそうです。そのうちの1つがなんと開花し、千葉公園に移植されたものが毎年美しい花を開いています。
2000年の時を経て花を咲かせるなんて、植物の不思議としか言いようがありません。これは確か生物かなんかのコラムにも載っていた話だったと思います。
千葉公園へ
ということで、天気はいまいちでしたが、ちょうど見頃、今しかない!
ハスの花がよく開くのは朝ということで、8時台に到着しました。みなさん傘を差しながら大賀ハスを鑑賞されています。
綺麗に咲いていました。これが大賀ハスです。普通のハスより色が濃いというか、どこか古風な感じがしませんか?
まだ蕾もたくさんありました。
傘を差しながら回るのは快適ではありませんが、蕾に乗る雫は宝石のようです。意外と雨と大賀ハスの取り合わせ良いのか?
これは花が散った後の実です。
翌朝花開くであろう蕾が一番好みかもしれません。
大賀ハスについて自分がそう語ることも多くないので、写真多めです。。
ハスってよく見たら面白い構造を持っています。
家の外壁などに応用されているほど、ハスの葉は撥水性に優れています。バイオミメティクスってやつですね。
近くの木にシジュウカラの家族が飛んできました。
これが公園中で一番花の開き具合が美しい花でした。バランス最高!
弱く降り続いていた雨もやっとやみました。
秘かに期待していた大賀ハス乗りカワセミはさすがに見られませんでしたが、可憐な大賀ハスは一見の価値があります。
僕の記事の更新が遅いせいで大賀ハスの見頃はもう終わってしまいました。千葉市のホームページで開花状況が確認できますので、来年はぜひいらしてみてください.
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